ワイルドディスカスの紅
こんばんは、店長です。
気づけばもうすぐ3月。いよいよ春の予感と強烈な花粉症。
出来ることなら目玉ごと洗いたいものです。
春が来ると言う事はワイルドディスカスのシーズンが終わりを迎えると言う事となり、なんだか寂しいよいよ気分になります。
が、しかしまだ今シーズンは続きそう、、、。
さて、今シーズンも7便のワイルドディスカスの入荷があり、随分とディスカスコーナーも賑やかになってきました。
今シーズンは新産地バカバルに始まり、アッパーテフェ、スララのウルトラクラス、
またワイルドディスカスと言えばアレンカーと言った有名産地の個体が勢揃いしています。
最近の7便目はそのようなレッド個体が多数入荷しており、いよいよ本来の発色を見せています。
レッド個体と言えばアレンカー、
中でも北岸クリペアは言わずと知れた産地となりますが、
個人的に言えば南岸アレンカーの持つ特徴が好み。
南岸アレンカーと言われるエリアですが、アレンカーがあまりにも有名からかその呼び名ともなっていますが、
正確にはアマゾン川本流の南側にある広大なラーゴ(ラーゴグランデ・クルアイ)内にある様々な産地の一つ。
シャープな顔つきにハイフィン、ハイフォーム。
またタイトルのように絶妙なベースカラーから織りなす赤ではなく紅の発色は
入荷時はそれこそ"汚い"発色ですが、
1ヶ月もすると上記のような紅の発色が滲み出て
ロイヤルは太く明瞭なライン、ソリッドはいやらしいくらいの紅の発色。
ワイルドディスカスらしさ満点とも言えます。
一方、
アマゾン川本流北側にある産地トロンベタス
アレンカーよりも上流域になるエリアですが、
集積地オリキシミーナやその横にあるラーゴイリピシが有名なエリアとなります。
不思議なことに南岸イナヌともよく似た紅の発色をみせるため、
北岸エリアは明るい赤の発色と思いきや、南岸のような発色を見せる不思議な産地。
昨年のサンライムンドが典型的な紅の発色となります。
イナヌとは一味違い、ロイヤルは細いラインや太いラインなどバリエーションが豊富。
7便目の個体は青も強く持ち、仕上がりはレッドロイヤルブルーのようにもなるでしょう。
今後ますます楽しみな個体群となります。
7便目入荷個体の一分
そんなこんなで本日はオリキシミーナやイナヌの特選個体を新たにアップしております
是非ご覧ください