来週4月17日(土)ワイルドディスカス8便目入荷予定
こんばんは、店長です。
少し肌寒い一日でしたね。春の陽気は何処へやら、思わずストーブが欲しくなりました。
4月も気づいたらもう半ばを迎え、これまでのシーズンならとっくに終了していたワイルドディスカスのシーズンも
今シーズンは来週4月17日土曜日に8便目が入荷予定となっています。
今シーズンは開幕が遅かったり、途中なかなか入荷が無かったりとコロナな影響を受けていましたが、
個人的にはシーズンが続くのはうれしい悲鳴。
あて少しで良いから続いてほしいものですが、、、。
さてそんな中、来週入荷するラーゴマラカナ。
ロイヤルブルーの有名産地の一つとなります。
ロイヤルブルーといえば、古くはマナウスより上流のマナカプル、プルス
マナウスから下流域となればテラサンタやワトゥマ、ヤムンダなどが有名となります。
ただワイルド個体ですから、採集すればするほどに良個体は如何にアマゾンといえど少なくなり、
しばらく産地を休めないとその質は落ちついくのは当然とも言えます。
そんな中、過去上流域の産地と同じ運命を辿ったのがここヤムンダとも言え、もはやフルロイヤルと呼べる極上個体は一握り以下。
入荷もブルームーンやブリリアントと呼ばれるヘッケル個体が多く、あの往年のヤムンダロイヤルブルーと呼べる個体はここ数年は目にしていません。
そんな中、初入荷はたしか?10年前だったと思いますが、あの往年のヤムンダロイヤルブルーを彷彿させる個体が採集されたのがこのラーゴマラカナとなります。
ヤムンダらしい素晴らしい体型とフルロイヤルライン個体が採集されるのはもはやヤムンダ水系の中でもここラーゴマラカナだけでしょう。
朧げな地図の記憶ではヤムンダ河から繋がる狭い水路からは中や外にいるディスカス達の出入りは考えにくく、恐らくそのラーゴ内で脈々と繁殖しているのでしょう。上流域ではヘッケルも採集されるこのヤムンダ水系ではクロスの雰囲気を持った個体もいますが、先ほどの地形の形状から他の種類(ヘッケル)と混じることが恐らくないと考えられ、フルロイヤル個体まさしくリアルロイヤルブルー。ロイヤルブルーファンには堪らないですねーーー
。
2018年を最後に入荷していませんが、久しぶりに素晴らしい個体が採集された事でこの8便目が入荷する運びとなったんですねー。
2018年入荷個体
ベースカラーにも数パターンが存在し明るいイエローや赤みを持った個体。またラインの形質も細いラインや太いライン、チリメン状からストレートラインと千差万別。
また入荷後激変するのも特徴的で南岸アレンカーと肩を並べるほど劇的な発色を見せてくれる個体となります。
で、こちらが入荷予定の個体の一部
ヤムンダ水系独特の顔つきと背ビレにかけてのの曲線がフォームの良さを物語っています。
太く明瞭なラインと赤、青の色素を持ち劇的に化けてくれそうな予感を感じさせる個体。
ああ~今から楽しみだー。