北岸アレンカー

こんばんは、店長です。

 

 
ようやく週末あたりから暖かくなるようですね。
 
今年は特に寒く、春を心待ちにしていたのでありがたい限り。
 
定休日は永らくうちから一歩も出ない生活をしていましたからそろそろ本業の釣りにも出かけなければ。
 
だがしかし、春が来る=ワイルドディスカスシーズンが終わる。
 
という事になるのでなんだか複雑な気分です。
 
さて、
 
今シーズンはこの数年でも最も当たり年ではないかと思ってしまうほどの質、個体数が揃った
 
誰もが知る産地、北岸アレンカー軍団。
 
北岸アレンカーといえばクリペアが代表的な産地となり、大体の方が想像するのが赤くなるイメージかと思います。
 
クリペア=赤くなるのは間違い無いですが、その全ての個体が赤くなるわけではなく、
 
一定条件を持った個体にその素質があると考えていましたが、、、、
 
今シーズン入荷個体に関してはその条件を満たした個体が多すぎる⁉️
 
簡単に言っちゃいますと北岸アレンカー特有のまん丸なラウンドボディ、入荷時は薄いピンク、若しくは紫がかったなんとも地味な個体があれよあれよ気づいたら赤くなる。
 
このベースカラーが大事なミソとなるんですねー。
 
 
さらにクリペア以外にもバタタ、クルミナムと言った今後楽しみな新産地。
 
バタタに関してはクリペアとよく似るも、より明瞭なブラックアーチ、サイズの割に若い個体が多く、発育の良さがよく分かります。
 
入荷時はクリペア同様ため息をつくほど地味な色合いですが、1ヶ月もすると驚くほどの発色を見せます。

 
クルミナム
クリペア、バタタ同様の素晴らしいソリッドレッド個体もさることながら、
 
久しぶりに見た北岸アレンカーでは希少な太いストレートラインのロイヤル個体。そのラインは胸元まで入ることから本当に手付かず、さらに素晴らしいロイヤル因子を持った産地だと言うことが手に取るようにわかる。青みをもった個体も多く非常に派手な印象。
 
過去これほどまでに1ロットにロイヤル個体が多かった便もそうそうなく、この先入荷した個体がどこまで発色してゆくのか楽しみです。

 
一言に北岸アレンカーといっても産地やバリエーションや多く、その産地によって異なる特徴、また飼育するごとに見せる変化はワイルドディスカスの醍醐味をギュッと詰め込んだ魅力があるのかもしれませんね。
 
語りだすと止まらない魅力的かつ、まだまだこの先も期待できるエリアとなりそうです。