リアルロイヤルブルー
こんばんは、店長です。
明日は朝から神戸方面へ打ち合わせに、、、。
良い話になればと思いますが、なかなかの設備なんでいささか緊張気味ですが、なんとかこなしてゆきたいと思っています。
さて、2021-2022ワイルドディスカスシーズンでは過去類を見ないくらいの便数となったリアルロイヤルブルーの入荷。
ここ数年、これがワイルドディスカス?って思う凄まじい衝撃的な個体が入荷しておりましたが、
このシーズンは当たり年と言うべきか3便の入荷がありロイヤルブルーファンの方はもはやゲップが出るくらい沢山の個体をご覧いただけたのではないでしょうか?
ただ、ロイヤルブルーと言えば20年前から5年前くらいまではヤムンダを始めマナウスから下流域の産地からの入荷が多く、
マナウスから上流で採集されるリアルロイヤルブルーと呼ばれるエリアの個体は自分も入社した頃にはディスカス専門誌でしか見たことがないくらい希少な個体であったことを思い出します。
では何故昨今そのエリアから入荷してくるのか?
そのころで言うマナカプル、プルス、ジャリと行った当時のリアルロイヤルブルーのエリアは集積地マナウスから近いためこぞって採集していたのでしょう。涙
お陰でロイヤル個体はただただ数が減ってしまった。その証拠に数年前たまたま入荷したロイヤルブルーの聖地だったマナカプル産の個体は全てがソリッド個体でしたから、やはりロイヤル個体はある意味採り尽くされてしまったのかもしれません。
現在はシッパーもよくそのことをよく理解していますから一網打尽というか枯れてしまうまでのことはせずある程度調整はしていますが、、、。
そのような過去の流れがあり、上記エリアの採集が減りもう少し下流のヤムンダあたりに着手してきたのでしょう。
ただ自然界の再生能力もなかなかでしばらく採集してなかったからか?この数年は目を見張る個体がプルス水系を中心に入荷するようになったのはロイヤルブルーファンの方には朗報だったことかと思います。
昔よりもより採集地の細分化が進みプルス水系でも4産地、
近郊エリアにも2産地となかなかのバリエーションとなっています。
その中でも恐らくエリアが広いのかポテンシャルの高さが郡を抜くのがラーゴスララ。
産地ごとの特徴に違いもさることながら、このラーゴスララは広大なエリアなのかこのシーズン3便でも1便1便入荷する個体の特徴が違い改めてその奥深さを感じます。
ロイヤルブルーですから、まずは出来る限りのパターン(ライン)があること、
そのラインは出来る限りボディに対して真っ直ぐ入ること
またベリーの部分や尾筒まで入ること
これを満たしているともはや非の打ち所がない個体となるでしょう。
これ以上ないラインの3便目に入荷した個体。
太すぎるブルーラインが全身を覆い、ブリリアントターコイズを思わせるロイヤルブルーの最高峰。
このパターンは過去のスララにはなかったかも・・・。
一方
2便目入荷の個体
ベースカラー上にブルーラインがバランスよく入りこれぞリアルロイヤルブルー個体。
典型的というか教科書通りのリアルロイヤルブルー
また今シーズン驚きは
このサイズでもいるんだって思ってしまったモンスター個体軍団の一部
3便目に入荷した個体の中の1匹。太く明瞭なブルーライン
結局小さい時からサラブレッドはサラブレッドなのか???
2便目入荷の個体。文句なしの王道パターンのヤングスター個体。
こんな個体がまだまだいるかと思うとアマゾンの凄さはまだまだ底が見えませんね、、、。
また来シーズンも驚きの個体が入荷して楽しませてくれるのでしょうか?